寒風の節分の宵すき焼きを食む客人の命輝き (02月04日)- (土)節分である。冷え込みが酷くて焼酎のお湯割りを呑む機会が多い。 快晴 0−5度C 午前中 原稿 午後 外出 夜は今尾恵介「地図の遊び方」 渡辺京二「私と西洋文学」を読む。
●パナソニックが3日、2012年3月期に過去最悪となる7800億円の最終赤字に転落する見通しを発表した。 かつて世界を席巻した国内電機メーカーの業績は壊滅的で、大手8社のうち7社が通期業績を下方修正し、うち4社が最終赤字に陥る見込みだ。 8社の最終損益見通しを合算すると1兆円弱の赤字になる。 円高やタイの洪水などで経営環境が急激に悪化し、人員削減などのリストラも対症療法の域を出ない。 各社は新たな成長エンジンを手に入れ、危機的な状況を乗り越えられるのか。 「巨額の赤字に責任を痛感している。テレビと半導体で構造改革をやり切り、来期は何としても業績をV字回復させる」 同日夕、都内で開いた決算会見でパナソニックの大坪文雄社長は悲壮な決意とともに、続投して赤字脱却を目指す姿勢をみせた。 経営統合した三洋電機などとの重複事業を整理するため、10年3月末からグループ従業員3万人以上の削減を進めてきたが、難局を乗り切るには一段のリストラを迫られそうだ。 「避けて通れない、痛みを伴う選択を実行する場面があるかもしれない」。4期連続で最終赤字となるソニーの平井一夫次期社長も2日の会見で、事業撤退や人員削減などのリストラも辞さない姿勢をみせた。 NECも携帯電話事業などの不振を受け、外部委託事業を含めて国内外で約1万人の大規模な人員削減に踏み切る。瀬戸際の電機メーカーに聖域はない。 12年3月期に記録的な大赤字に陥るパナソニック、ソニー、シャープは、いずれも家電事業を中心とした弱電系メーカー。収益悪化の元凶がテレビ事業の不振にあるのは明らかだ。 「想定以上に悪化した」。シャープの片山幹雄社長が漏らすように、家電エコポイント制度終了と地上デジタル放送への完全移行で、需要が急減。韓国や中国勢との競争が価格下落に拍車をかける構図も変わらない。 「売れば売るほど赤字」のテレビだが、各社の総売上高に占める割合はいまも大きく、ソニーが16%、パナソニックが11%。「液晶一本足打法」と揶揄(やゆ)されるシャープは25%にも上る。 生産体制の縮小や減産、自社生産からの撤退だけでは“止血”できず、「家電の王様」だったテレビからの撤退という選択肢すら現実味を帯びてきた。 収益源を今後どこに求めるのか。存在感を増しているのが、かつて「お荷物」だった冷蔵庫やエアコンなどの白物家電だ。 パナソニックはテレビなど主力のAV(音響・映像)機器が通期で赤字となる一方、白物事業は省エネ・高機能品が好調で売上高営業利益率は7.2%を確保。「厳しい経営環境の中、白物家電は海外で2桁成長」(大坪社長)といい、今や堂々の稼ぎ頭だ。 日立製作所の中西宏明社長も「ここ数年の白物での省エネ需要の高まりが東日本大震災で加速した」と話す。 新規事業の構築も急務だ。「インフラの抜本強化に向けた組織を作り上げる」(中西社長)。日立はスマートグリッド(次世代送電網)や鉄道などの強化に向け、4月に組織運営体制を見直すと同日発表し、重電分野へのシフトを鮮明にした。東芝や三菱電機も新興国のインフラ投資をターゲットにする。 各社は医療・健康事業も将来の成長エンジンと位置づけて強化を急いでいる。ソニーなどがオリンパスとの資本・業務提携を模索するように、「電機メーカーの新分野開拓が、業界再編を加速させる」(アナリスト)という可能性もあるという。
●国会では、「防衛ド素人」の田中直紀防衛相が野党議員に質問攻めに遭い、しどろもどろになる“情けない論戦”が続いているが、民主党内でもう1人、不安を持たれている閣僚がいる。 安住淳財務相は昨年の臨時国会で言い間違いを連発し、議事録作成にあたって数十回も訂正を申し入れていたという。消費税増税の矢面に立つ安住氏だがお疲れなのか、荷が重いのか。 「普通の国会なら1大臣につき、ゼロから多くて2回ぐらいなのに、安住氏だけ突出している。答弁レクを理解できていないのか、疲れているのか…。今後の論戦が心配だ」 民主党関係者は、こう漏らした。 国会での議論は、速記係が字に起こしたものが清書され、議事録になる。 議事録になる前に発言を訂正したい場合は、重大なものは各委員会など発言した場の理事会の了承を経なければならないが、言い間違いなど軽いものは、国会に詰めている役人に言えば訂正が可能だ。 安住氏は先の臨時国会では衆参の予算委員会や財務金融委員会などに出席し、朝霞公務員宿舎問題や消費税増税で野党から猛追及を受けた。 その中で「重大な訂正はなかったが、数字や用語のミスが多く、委員会後に役人に訂正するよう指示していた」(前出の関係者)のだという。 安住氏は、財務相就任前に財務関係の役職に就いた経験がないため「素人」といわれ、公明党幹部に「言葉が軽い」と面罵されたことがあるが、その延長の出来事なのか。 自民党中堅議員は「安住氏が、香水を着けた周囲に『ちゃらちゃらしてんじゃねぇ、おら』と恫喝する姿が目撃されている。ストレスがたまっているのも原因では」と分析したという。
●民主党の小沢一郎元代表は4日までに共同通信の単独インタビューに応じ、野田佳彦首相の消費税増税方針は「筋道が違う。 経済政策としてもおかしい」と述べ、法案採決では反対に回る意向を表明した。 国民の理解が得られないとして、野田首相が衆院解散・総選挙で信を問うのは困難とも主張。次期衆院選が後継首相の下で早期に実施される可能性に言及した。自らの離党は否定した。 党内最大勢力を抱える小沢氏が増税法案への造反を明言したことで同調者が相次ぐのは必至。参院与党過半数割れと合わせ、最重要課題の実現は一層遠のき、首相の政権運営が行き詰まる可能性も出てきた。
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