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 (11月26日)(月)

 いくらか暖かく感じられる朝 快晴 7−17度C 8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時 区へ行く
  9時30分 南葛西二中へ監査に行く 案件があって 来客  架電 来電 13時15分 松江四中へ行く 監査 15時 退庁 16時30分 車を運転して築地へ行く 案件があって池田氏と要談(築地) 18時 草臥れ会に出る(葛飾区内)
 

●日航の客室乗務員ら約190人と労組「日本航空キャビンクルーユニオン」は26日、最大労組のJAL労働組合が本人の同意なく個人情報リストを保有、人格権を侵害されたなどとして、日航とJAL労組などに計約4700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
 
 訴えによると、JAL労組は、客室乗務員ら約9800人分について、住所や生年月日のほか、思想、病歴、家庭環境、性格、容姿など約150項目の個人情報を収集し管理。
 原告側は「勤務の個人評価など会社しか知り得ない情報が記載されている。
 多数の日航の管理職と組合が長期間関与し、基本的人権が侵害された」と主張している。
 
 原告約190人(うち約20人は退職者)の請求額は1人当たり約22万円。原告らが所属する日本航空キャビンクルーユニオンも「会社が組織的に関与した不当労働行為」として、日航に約550万円の賠償を請求。
 問題は今年2月に発覚。日航は5月、関与した社員やJAL労組OBら25人について、停職や所属長による注意などの処分をした。
 日航広報部の話 「訴状がまだ届いていないので、コメントできない」という。
 

●鳴り物入りで発売された『ミシュランガイド』東京版は早くも売り切れ店が続出し、空前のブームになりつつある。
 だが、見えない評価基準、地域の偏り…など、関係者から疑問の声も上がり始めた。今回、「☆」を逃した料理の3鉄人、和の中村孝明氏(60)、洋の坂井宏行氏(65)、中華の陳建一氏(51)は落選に「なぜ、うちが…」と不満を漏らしている。
 
 「我々料理人にとっては歓迎すべきこと。100年の歴史を持つミシュランが東京をターゲットにしたという点では評価できる」
 「ラ・ロシェル」(渋谷)の坂井氏は、“黒船来航”を歓迎してみせた。
 坂井氏は、人気番組『料理の鉄人』出演時は本場・フランスの三つ星シェフを負かした経験も持ち、フランス政府から受賞歴も持つ「フレンチの鉄人」だ。
 
 一つ星を取った料亭「なだ万」の総料理長を長くつとめた「和の鉄人」、「孝明 ARIAKE」(有明)の中村氏も「日本の食文化が底上げされる良い機会。料理人育成の発奮材料になる」と話す。
 
 今回は5店のみの「☆」獲得と冷遇された中華界にあって、鉄人史上最長の連勝記録を持つ「中華の鉄人」、「四川飯店」(赤坂)の陳氏は「世界各国に中華料理は広まっているが、その中でも日本のレベルは群を抜いて高く、独自の文化を作ってきた。味への評価はお客さんが決めること。
 ごく一部の人が選ぶものではないと思っている」とやや不満気だ。
 
 坂井宏行氏は「東京をターゲットにしたのは素晴らしい」と評価するが、「料理界にも政治的なところはある」
 世界的権威のガイドブックが東京をターゲットにしたことについて、3氏は一様に業界の活性化を期待する。
 だが、落選した鉄人の本音は違う。特に、3氏は評価基準に疑問を投げかける。
 
 口火を切ったのは坂井氏。「うちが入ってないのはおかしい」とし、「それは冗談にしても、何を審査するのかわからないのがひっかかる」とチクリ。坂井氏は続ける。
 「フランスで『☆』を取った所は東京でも取れるというのは巷間知れ渡っている。ミシュランは今では純然たるガイドブックとしての役割からはずれ、ビジネスという部分も出てきている」
 
 中村氏も「世界的ブームの寿司がやたら多かったように、今回は味というより、外国人にとって新鮮な日本的印象で評価が左右された印象がある。
 もっと広い視野で見てほしい」と訴える。
 「ぼくは中国料理のファン。自分の中にミシュランを持てばいい」と冷遇された中華を応援する陳健一氏
 また、陳氏は「ミシュランにも長い歴史があるのだから、日本の食文化を考えて判断してほしい」と注文を付けた。
 
 今回の「☆付け」作業は、日本人2人と欧州出身3人の計5人の“覆面調査隊”が行ったとされるが、鉄人には、その調査力への不満もある。
 「納得できる店もあれば、なんであの店が−というのは正直あった。
 本来の基準からしたら、とても星なんて取れない所が結構あった。
 それに今回はフランスに関係が深い所がやたらと星を取ったりと、味だけじゃない部分の評価がかなり加味されたように感じた。
 まあ、続けることで淘汰されていくだろうけど」(鉄人の一人)
 
 今回のミシュランの信用度を疑問視する声は、業界関係者からも上がっている。
 世界的権威のガイドブックを手にとったグルメ誌の編集者は「誤植もあるし、営業時間や店名の表記が違っていたりする」と指摘する。
 
 ミシュランガイド東京版の総責任者、ジャン=リュック・ナレ氏。批判をどう受け止めるか
 巻末の地図からは、中野区の表記がすっぽり抜け落ちていた。
 前出の編集者は「突貫工事で作ったという印象が否めません。
 今回、情報がどこにも出なかったことから考えると、自前の編集で作ったのでしょうが、ちょっと杜撰(ずさん)な作りですね」と話す。
 今回、東京は1地域だけで150軒という世界最多の星を獲得したが、果たして手放しで喜んでいいのか。
 
 雑誌「料理天国」で食べ歩きコラムを連載するフードライターの伊藤章良氏(48)は、本場フランス版と比較して、  「今回の全店への星認定は苦肉の策ではないかと思います。フランス版では1ページに5、6店載せていて、星なしの店もたくさん紹介している。
 それに対し、東京版は2ページ使って店舗情報は1店のみ。星がつかない店を載せるほど調査してないのではないか」と“水増し感”を指摘する。
 
 しかも、全150店は東京23区のうち品川、渋谷、新宿、中央、千代田、豊島、港、目黒、文京の9区に集中している。 老舗の名店が数多く存在する台東区は1店もなく、一部関係者の間では
 「都心の9区に集中するのは分かるが、それにしても地域の偏りが過ぎる」との声もある。
 
 不満たらたらの鉄人たち。ただ、まだ日本での歴史は始まったばかり。
 中村氏は「1回目はどうしても正当な評価はつきにくい。回を重ねるごとに違った評価も出てくるだろう」と、次回以降に期待する。
 感性に負う所が多い料理の世界。誰もが納得の裁定はなかなか難しいようだ。

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