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実名を国会で出し守屋氏の 防衛族の闇は深まる (11月16日)(金)

 早朝は気温8度で寒くなった。暗い曇り 8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時 区へ 9時30分 江戸川区役所厚生会の監査
 12時 退庁 13時 案件があって野田氏と懇談(区内)
 15時 小坂氏と案件があって要談(トーヨー) 18時30分 江戸川明社役員会(区内) 夜はチョン・ハク「日韓百年」を読む。
 

●高級料亭「吉兆」グループの船場吉兆(大阪市)による食品表示偽装問題で、大阪府警生活環境課などは、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、16日に同社や関係先を家宅捜索に入った。
 船場吉兆をめぐっては、「吉兆天神フードパーク」(福岡市)での消費期限改竄(かいざん)に続き、本店でも九州産牛肉を「但馬牛」と偽って販売していたことが相次ぎ発覚。
 府警は、偽装が会社ぐるみだったとみている。
 
 関係者によると、同社は今年3〜10月、佐賀県や鹿児島県産の牛肉を使いながら、包装に「但馬牛」などと表示した「牛肉みそ漬け」を本店や大阪市内の百貨店で販売。
 「地鶏」と表示したブロイラーのみそ漬けなども平成16年から販売し、産地や原材料を偽っていた。
 湯木正徳社長は今月9日の会見で、本店での偽装は「但馬牛の納入が追いつかず、品質に遜色(そんしょく)のない九州産を使った。
 本店の仕入れ担当者以外は知らなかった」「地鶏は仕入れ先任せだった」と説明し、経営陣の関与を否定。一方、農水省の調査では、牛肉商品の取引伝票には「佐賀」「鹿児島」と原産地が記載されていた。
 
 鶏肉の納入業者も「地鶏と書いて出荷したことは一度もない」と証言、船場吉兆側の主張と大きく食い違っている。
 また、14日に会見したフードパークの売り場責任者だったパート女性らは、「湯木尚治・九州担当取締役に賞味期限を延ばすよう指示された」と証言。
 湯木取締役から、先月31日に、吉兆博多店で「全責任はパート女性にある」とした「事故報告書」の署名・押印を強要されたという。
 

●15日、2度目の喚問に臨んだ守屋氏。特捜部の捜査が迫るなか、守屋氏は今年6月ごろ、親しいジャーナリストの田村建雄氏に、久間章生元防衛相について「恐ろしい人だ」と漏らしていたという。その真意は−。
 
 田村氏は
 「守屋氏は衆院での喚問(先月29日)後、『まだ1合目。これからが大変だ』と疲れた声で話していた。
 彼は(利権に群がった政治家の)表も裏も知り尽くしているはず」と話す。
 田村氏は守屋氏が防衛政策課長だった1994年ごろ、取材で知り合い、「普通の防衛官僚と違って懐が深く、自衛隊にも『国民に近くなるべき』との理想を持っていた」こともあり、十数年の付き合いを続けてきた。
 
 守屋氏への過剰接待が報じられた際、田村氏はその異常ぶりに愕然として問いただした。
 守屋氏は「昔のこと」と釈明したが、先月の喚問後に再び連絡を取ると、
 「世間を騒がせて反省している。防衛省の職員にも申し訳ない。役人人生の最後がこうなって情けない」と語ったという。
 この日の喚問では、莫大な防衛利権に群がった政治家の名前が飛び出すかが焦点となった。
 
 田村氏は
 「守屋氏は豪放磊落な性格だが、政治家に対する発言は慎重だった。
 (人物評も)露骨に語ったことはないが、数人の大臣経験者については漏らしていた」といい、
 「その手腕を評価していたのは額賀福志郎(財務相)、大野功統の両元防衛庁長官。
 もう1人は、今年6月ごろ、久間氏について『あの人は恐ろしい人だ』と漏らしていた」と打ち明ける。
 
 守屋氏が何を根拠に、久間氏を「恐ろしい人」と語ったのか。その真意は不明だが、6月といえば、CXエンジンをめぐり、山田洋行と日本ミライズが熾烈なバトルを展開。
 当時防衛相だった久間氏は山田洋行寄りとされ、守屋氏は日本ミライズに極めて近かった。
 ちょうど同時期、同省の航空機課長(当時)がパリの航空ショーで、CXエンジンの製造元・米ゼネラル・エレクトリック社幹部に対し、久間氏の意向をほのめかせて、日本ミライズの代理店任命に異議を唱えたとされる。
 この件には「久間氏の指示で課長は動いた」との疑惑もある。だが、久間氏は入院する直前、一部マスコミに、こうした疑惑を否定している。
 
 特捜部は、守屋氏と宮崎元伸容疑者の贈収賄容疑を固める一方、政治家や現役防衛官僚、元米政府高官ら複数のルートに絞り、立件することを検討しているとされる。
 特に政界ルートでは、沖縄県の米軍普天間飛行場移転問題などに関心を寄せており、特捜検事が何度も沖縄入りしているという。
 すでに、移転問題をめぐっては、複数の政治家の関与を指摘する関係者もいる。
 
 実は、守屋氏はこの問題にも、
 「沖縄には利権に食らいつき、暗躍する『沖縄マフィア』がいる。この連中を何とかしなければならない」と田村氏に語ったことがあるという。守屋氏のいう「沖縄マフィア」には政治家も含まれるのか。
 田村氏は「守屋氏が防衛省や国のことを考えるのなら、最後のご奉公として洗いざらい話すべきだ。防衛省再生のため、すべてのウミを出してほしい」と訴えていた。
 

●傘下の大学の女子職員にわいせつ行為をしたとして、福岡県警に逮捕された学校法人「都築総合学園」(福岡市南区)の総長、都築泰寿容疑者(71)は、学内で「将軍様」「ヒトラー」と呼ばれ、美人職員をそろえて教育現場でハーレムさながらの生活を満喫していたという。
 学園側は15日、都築容疑者を総長、学長から解任したが、妻の仁子(きみこ)氏(61)を後任に据えるなど真の反省の色は見えてこない。
 
 「総長がセクハラで逮捕されたと聞いても驚きませんよ。何しろ、都築グループは一族によってがっちり支配されており、職員の意見を封じ込めるなど朝飯前。
 外部にも聞こえてましたが、結局は解雇を恐れて泣き寝入りのようでした」とは地元教育関係者。
 
 都築容疑者は昨年10月14日午後6時ごろ、学長を務める同県太宰府市の第一福祉大学で、20代前半の女性事務職員をエレベーター内に連れ込み、胸を触るなど暴行した疑いが持たれている。
 調べに対し、「絶対やっていない」と否認している。
 
 都築容疑者は、福岡学芸大(現福岡教育大)を卒業後、早大大学院、米国留学などを経て、1968年、父親のョ助(よりすけ)氏が創業した都築グループに入った。
 ョ助氏の死去を経て、88年には理事長に就任。95年から現職として“絶対君主”の地位を確立した。
 99年には九州随一の繁華街といわれる福岡・天神の「岩田屋」の旧館と新館を計315億円で買収。
 地元財界をアッと言わせた。
 
 そうした手腕と比例して君主ぶりも増長していく。「全国を視察する際には、何台もの車を連ねて高級ホテルを渡り歩き、玄関には赤絨毯を敷かせた。
 食事もお付きの人間は、総長が食べ終わるまでは直立不動。学長室に女性職員を呼びつけ、日常的にセクハラ行為をしていたとも聞いています」(前出の教育関係者)。
 学内をお付きと練り歩き、「大名行列」とも呼ばれていた。
 
 セクハラ行為は数十人規模に膨らむに恐れもあるという。県警幹部は
 「過去にも別の職員から相談を受けているし、数人が被害届を出している。
 退職した職員も含めると、被害者は何人になるか想像もつかない。そうした職員の大半は系列校から採用している。
 学生時代から美人に目星をつけていたわけだ。しかも、現金を渡して口封じを図るなど、教育者とは思えない悪質ぶりといえる」と話す。
 
 女子職員の間では、単独で都築容疑者に近づかないことを申し合わせていたが、グループ側も今年4月、女子用の制服をスカートからズボンに変更していた。
 “ご乱心”の表面化を防ごうとしていた形跡がうかがえる。
 ところが、元スッチーの仁子氏は15日の記者会見で、「(制服変更は)下半身が冷えないようにっていう、お嬢さんたちへの親心から」と述べ、
 「足を冷やさない運動というか、頭寒足熱。セクハラから逃れるためではありません」とおバカな答弁に終始した。
 
 夫のセクハラ行為についても、
 「掌握していない。学内でのセクハラのうわさを聞いたことはあるが、具体的な時期や被害者などは分からない。潔白なら証明してほしいし、事実なら被害者に謝罪してほしい」とまるで他人事のようだった。
 都築容疑者をよく知る地元のマスコミ関係者は
 「地元では、ダイエーホークスの元オーナー代行とダブらせていますよ。
 ヤリ手で成果は上げるが、とんでもない裏の顔を持つ。短気で話が通じない。
 ワンマン宰相の典型でしょう」と話していた。

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