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地の動く天の揺らぎて大地震 九月一日朝の引き締め (09月01日)(土)

 朝から雨である。 25−28度C のち暗い曇り
 9時 案件があって富田氏と懇談(自宅) 11時 田原氏 八幡氏と案件があって懇談(区内) 午後は整理整頓 
 夜は池谷薫「蟻の兵隊」を読む。
 

●人生茫々(五首)
 
人生はマラソンなりて短距離で 一度勝ちてもなにも益なし
 
一度のみの人生なりてこの時を 過去は及ばず未来を知らず
 
世の中は白黒のみにあらずして グレーンのみがもっとも広し
 
世の中は損得のみで動くなり 嫉妬とソロバン欲のかたまり
 
蒔いた種子のとおりに花の咲く 死んだあとには宗教にまかす 
 

●ワシントン発 AP通信は31日、米ミネソタ州のトイレでおとり捜査中の刑事にみだらな行為の誘いをかけたとして逮捕された、アイダホ州選出のラリー・クレイグ上院議員(共和党)が9月1日に記者会見し、同30日付で辞職を表明すると報じた。
 
 クレイグ議員は、ミネソタ州の裁判所で風紀びん乱の罪を認めたが、その後の会見で「私はゲイでない」などと釈明して有権者の反発を招き、辞職を求める声が広がっていた。
 アイダホ州では、上院議員が欠員になると、残り任期を引き継ぐ後任議員を州知事が任命する。
 現在の知事は共和党のため、上院の党派別議席分布は変わらない見通しという。
 

●31日行われた横綱審議委員会では横綱朝青龍(26)に「引退勧告」を求める強硬意見も噴出した。
 その温度差は大きく、騒動は混迷の度を深めそうだという。
 
  両国国技館では同日午前9時から、横綱審議委員会のけいこ総見が行われ、この後、委員による臨時懇談会が開かれた。
 懇談会は1時間を超える異例の長さとなり、最終的に帰国療養を見守る方針を確認したが、席上、複数の委員から朝青龍への引退勧告を求める厳しい意見が噴出し、穏健派の委員と言い争う場面もあったという。
 
 脚本家の内館牧子委員は「今回の一番の問題は公益法人の看板が職場放棄したこと。
 複数の委員から引退勧告という話が出たが、横審は決定機関ではないし、横綱の出処進退は本人が決めること。
 横審としては協会の処分と理事会が帰国を認めたことを尊重し、今の状況を見守るしかない」と述べた。
 内館氏自身も懇談会で、「悪い意味で、これだけ長く世間を騒がせている。
 放っておくわけにはいかない」と横綱の責任を求めたという。
 
 また海老沢勝二委員長によると、「高砂親方をはじめとして、各部屋の師匠は指導、育成に力を注いでほしい」と、北の湖理事長に異例の要望を出すことになったという。
 共立学園理事長で前委員長の石橋義夫委員は「朝青龍を横綱に推挙したことを、横審はみんな反省している。それ以上は何も言うことはない」と語った。
 懇談会では「引退勧告」を求める強い声もあったが、「(理事会の)処分の上に処分はできない」という一事不再理の原則で理事会の決定を尊重することになった。
 海老沢委員長は「横綱がモンゴルで治療に専念するのか。モンゴルでの生活を見守るしかない」とも語った。
 
 横綱審議委員会というのは、
 1950年、成績不振や休場の横綱が相次ぎ、相撲協会に世論の批判が集中したことを受け、有識者によって横綱を推薦してもらう制度にするため同年4月に発足した。
 委員の定員は15人以内で現在は12人=下表。委員長は海老沢勝二元NHK会長。
 
 各場所の千秋楽があった翌日に委員会を開く。けいこ総見は年3回、開かれる。
 内規では、(1)休場が多い場合(2)横綱としての体面を汚す場合(3)著しく成績不振の場合−出席委員の3分の2以上の決議により、横綱に対して激励、注意、引退勧告を出すことができる。
 勧告に強制力はないが、事実上の“判決”となる。
 
 99年秋場所を負け越した若乃花が横審に呼ばれて内規にない「休場」を勧告された。
 これに従い若乃花は2場所休場。00年3月場所で復帰したが、同場所5日目で引退した。
 素行不良の多い朝青龍に対して横審はたびたび注意、指導をしてきた。
 04年1月の初げいこを無断欠席した際には、渡辺恒雄委員=当時=が「(常識外れの)行動がもう1回でもあれば注意すべきだし、さらにひどければ引退勧告だ」と厳しく批判。
 05年1月初場所で懸賞を左手でつまみ上げて受け取ったことに対し、内館牧子委員が「酔っ払いがすしのおりをつまむような取り方は問題だ。
 強ければいいというものではない」と糾弾している。
 
【横綱審議委員会】
 委員長 海老沢勝二 元NHK会長
 委員  石橋 義夫 共立女子学園理事長
     内館 牧子 脚本家、放送作家
     鶴田 卓彦 日本経済新聞社元社長
     船村  徹 作曲家
     澤村田之助 歌舞伎俳優
     山田 洋次 映画監督
     松家 里明 元日弁連副会長
     井手 正敬 元JR西日本相談役
     内山  斉 読売新聞グループ本社社長
     大島 寅夫 中日新聞社社長
     守屋 秀繁 千葉大学大学院医学薬学府長
 

●横綱朝青龍(26)の治療帰国に同行してモンゴル入りしていた師匠の高砂親方(51=元大関朝潮)は、滞在わずか35時間で31日午前、ウランバートルから関西国際空港に帰国した。
 朝青龍の帰国を認めた緊急理事会で「全責任を負います」と頭を下げ、「24時間監視」を約束した末の放置帰国。
 何があったのか高砂親方の言葉が注目されたが、両国国技館での会見は、なんとものんきな温泉報告だった。
 
 高砂親方は31日午前10時、厳しい表情で関西国際空港の到着ロビーに姿をみせた。
 ウランバートル出発時と同じ白いシャツにネクタイ姿で、詰めかけた約30人の報道陣から「朝青龍は廃業ですか?」などの質問が飛んだが、無言を貫き、東京に到着した羽田空港でもだんまりを決め込んだ。
 
 協会で北の湖理事長に報告後、午後2時から会見に臨んだ高砂親方は、朝青龍が治療を行う温泉について「肌がつるつるになった。
 効力はすぐ眠れること。睡眠がとれる。泥と温泉を混ぜて効果がでる。高い温度だが、42度に薄めた」などと説明した。
 
 モンゴルでの朝青龍の様子については「あまり変わっていないが、モンゴルでは兄弟と一緒におり、少しは落ち着いている」と語った。
 横綱の口から「頑張る」「ゴメン」などの言葉はなかったが、親方の帰国時に「会見はしないといけないですかね」と話し、親方は「それはそうだ」と答えたという。また弟弟子の朝赤龍に「頑張れ」とメッセージを託されたことも紹介した。
 
 わずか35時間の滞在だったことについて高砂親方は「朝青龍は私の弟子だが、ほかにも弟子はいる」と話した。
 モンゴルでの朝青龍の治療にはモンゴル国立精神研究協会顧問のオリヨル医師(59)があたり、同医師は「東大の精神科の先生と同レベルと考えてもらってよい」と紹介した。
 今後の朝青龍の生活には親族と、部屋のマネジャー2人が付き添うとし、緊急理事会で求められた「24時間監視」「親方の全責任」は無視された格好だ。
 
 そして高砂親方から出てきた言葉は「いい温泉でした」。これでは「引退勧告論」が噴出した横綱審議委員会も、「親方の全責任」を条件に横綱のモンゴル療養を認めた親方衆も黙っていられまい。

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