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| 処刑さるサダムフセインスンニ派の 殉教者としなるやならぬや (12月30日)(土) 年末の晦日ににバクダッドから大きなニュースが送られて来た。 イラク中部ドゥジャイルのイスラム教シーア派住民148人を殺害した「人道に対する罪」で死刑が確定していた同国元大統領サダム・フセイン(69)に対し、絞首刑による死刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ執行された。 このニュースは同国国営テレビが伝えた。約30年にわたり同国を強権支配、2003年のイラク戦争で政権の座を追われた独裁者は、自国民の手で裁かれ、「罪人」として刑死した。 マリキ政権は処刑で求心力回復を期待するが、旧政権残党などの報復攻撃が激化、治安がさらに悪化する懸念もある。 フセインは、軍などのクーデターでバース党政権が誕生した翌年の1969年、最高意思決定機関「革命指導評議会」副議長に就任して実権を掌握し、79年に大統領に就任した。 イラン・イラク戦争(80〜88年)やクウェート侵攻(90年)を指揮。 イラク国内では、政敵や反体制勢力を力で徹底排除・弾圧する恐怖政治を敷いた。 米軍主導のイラク戦争で03年4月に政権は崩壊、同年12月、出身地のティクリート郊外の潜伏先で米軍に拘束されて裁判にかけられていたものである。 晴れのち曇り 6−12度C 風が強かった。 10時 三国氏と案件があって要談(新小岩) 15時 案件があって鈴木氏と懇談(新小岩) 18時 木村氏 小田氏 葛西氏らが来訪して年末の懇談(自宅) 間に身辺整理 荷物整理などをして過ごした。 夜は 王敏「日中2000年の不理解・・異なる文化基層を探る」を読む。 ●ニューヨーク発 イラクのフセイン元大統領に対する死刑が判決確定からわずか4日で執行されたことで旧フセイン政権の犯罪を裁くイラク特別法廷の正当性が改めて問われている。 国家指導者の犯罪はミロシェビッチ旧ユーゴスラビア大統領(故人)のように独立性や公正さを確保できる国際法廷で裁かれるのが一般的だからだ。 しかし、フセイン元大統領のケースでは国際刑事裁判所(ICC)に署名していない米国が主導。 フセイン政権時に弾圧されていたイスラム教シーア派、クルド人勢力が自国内でのイラク人による訴追を希望していたことにも配慮したと指摘されており、「勝者の裁き」との批判は避けられない側面がある。 米軍の占領統治中に特別法廷の設置が決まった。「イラクの法廷」でありながら米国の法律専門家ら多数が参加し、法廷の運営資金の多くを米国が負担した。 国連は昨年10月、こうした米国の深い関与をとらえ特別法廷の正当性に疑問を投げかけ、国連による独立法廷を設置すべきだとの専門家の報告書を公表した。 国際人権団体ヒューマンライツ・ウオッチ(本部・ニューヨーク)は犯罪の立証は不十分との見方を示し、「イラク国民に司法手続きが十分説明されていない」ことにも疑問が提示されている。 また、ルバイエ国家治安顧問が、フセイン元大統領の控訴棄却を高等法廷の発表前に明かしたことを「司法への政治介入」と批判し、「不公正な訴訟指揮の下で出された結論だけに、イラク政府は刑を執行すべきでない」と訴えていた。 このほか、審理中に被告側弁護人や判事の親類らが殺害される事件が相次ぎ、対立が続くイラク国内に法廷を設置していることも問題視されていた。 フセインの死刑執行後にさて、状況はどうなるものやら? 分からない。 ●三味線をひき、唄(うた)をうたい、門付けをして歩く盲目の女性を瞽女(ごぜ)という。 旅先で一夜の宿を請い、雨露をしのぐ。身づくろいをするときには皆、見えない目で持参の鏡に向かったという。 「今度生まれてきたとき目が見えるようにという祈りがあったようです」。 昨年105歳で亡くなった“最後の瞽女”、小林ハルさんの評伝「光を求めた一〇五歳」(川野楠己著、日本放送出版協会)に、宿を提供してきた人の談話がある。 生後まもなく失明し、意地の悪い師匠に伴われ、8歳で旅に出た。村人に唄を褒められると、「いい気になりおって」と罰を受けた。 食事ひとつにまで、いじめにも似た差別があった。理由を告げられぬまま、夜の山中に置き去りにされたこともある。 「次の世に来るときは虫になってもいいから明るい目をもらってきたいと願っています」。無形文化財、黄綬褒章、吉川英治文化賞をはじめ数々の光彩に包まれた晩年の述懐である。 ハルさんが幾度となく通った、新潟県胎内市から山形県に通じる通称「瞽女街道」は白い雪に覆われているだろう。人生は旅だという。 生き惑い、若くして路傍に倒れ伏す人の多さに、旅することのむずかしさを思い知らされた1年もまもなく暮れる。 「いい人と歩けば祭り。悪い人と歩けば修業」。ハルさんの言葉にあった。 この話は、今日の読売新聞の「編集手帳」に載っていた。 |
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