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| 世騒がせ姉歯判決注目の 軽き刑なり懲役五年 (12月27日)(水) 午前中は横浜みなとみらいを参観。昨日とは打って変わってか快晴である。 15−20度Cで暖かい。 13時30分 帰途に着く 15時 帰宅 17時 イーストプレスの忘年会に出る(神田・金陵) ●27日の「産経抄」から・・・・ 耐震強度偽装事件の張本人、姉歯秀次被告(49)が、構造計算書を偽造し、強度不足が明らかになったマンションのひとつ、グランドステージ池上の解体工事がきのうから始まった。 近くの池上本門寺の境内には、関東最古の五重塔や幸田露伴の墓がある。 露伴の名作『五重塔』を持ちだすつもりはない。70万円のブルガリの時計、850万円のベンツ、愛人には30万円のネックレス−。 ぜいたくな生活を求めてやまない金銭欲が、検察側のいう「巨大な鉄とコンクリートの凶器」を生み出した。 1級建築士の資格そのものを汚した人物といっしょに語るのは、暴風雨にもびくともしない五重塔を作り上げたのっそり十兵衛とそれを見守った川越の源太に失礼というものだ。姉歯被告は、不正発覚後は他人への責任転嫁に努める。 木村建設の東京支店長に圧力をかけられたとの、国会での証言もまっかなうそであった。 仕事を請け負う前から偽装に手を染めていた。 法廷では「震度5の地震にも、偽装物件は倒れなかった」とうそぶき、裁判長が「あなたの話には切迫感がない」とたしなめる場面もあった。 きのう(26日)東京地裁が下した判決は、懲役5年、罰金180万円。求刑通りだった。 父、露伴の隣に眠る幸田文に『崩れ』という作品がある。文は70歳をすぎてから自然の猛威が残したつめ跡を各地に訪ねた。 作家の感性はそこに荒々しさだけでない、生あるものの哀(かな)しみ、優しさまで見いだしている。 もっとも人命軽視、拝金主義、無責任…姉歯被告のモラルハザードがなだれを打った後の荒涼たる風景には、さすがの文も共感を寄せるのは難しいだろう。 そこには、住む家を失い、ローンにあえぐ被害住民の嘆きの声が響くばかりである。 |
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