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| 友好の歌声響け鶴岡に あつき想いの胸迫り来る(12月03日)(土) 山形県鶴岡市は今年10月から、合併して東北第一の面積を誇る大きな市になった。 人口は16万人と言う。江戸川区は長年友好都市として、深い交流を続けて来た。 今日は、江戸川区から50人以上の人が訪問して、オルフェの「カルミナ・ブラーナ」を合唱することになった。オーケストラの指揮は江戸川区出身の船橋洋介さんである。 私は「江戸川第九を歌う会」会長としてこれに参加する。皆、張り切っている。 晴れ 7−15度C。 10時12分 東京発の 「とき」 新潟経由 「いなほ」 鶴岡着 14時29分であった。 鶴岡駅には滝沢会長、五十嵐氏らが出迎えてくれた。18時からリハーサル(青年センター) 東京第一ホテル鶴岡泊。 以下は、 月刊「カレント」〇五・十二月号であり、再録する。 小久保晴行の「ズームアップ東西」S ソウル昨今(二) ◎ ノムヒョンの親北融和政権に 保革全面戦争突入 明洞の焼肉店で在日韓国人の金海善さんとソウルの雑誌ジャーナリストで、金さんの友人の延韓志さんと食事をした。 「韓国政界は今、『保革全面戦争』に入りました。親北朝鮮派の大学教授を、検察が捜査しようとしたら、法務相が指揮権を発動した。 これに検事総長が抗議辞職して、『政争』に発展したのです」と延さんは言う。 ノムヒョン政権の極端な「親北政策」に、危機感を深めた野党ハンナラ党の朴槿恵代表は「政権の心臓部が国の正当性を揺さぶられている」と訴えて、「救国宣言」の開始を宣言している。 これに対して、大統領府は、「人権蹂躙に明け暮れた維新独裁政権の故朴大統領時代の亡霊が蘇り、大韓民国を闊歩している」と故朴正煕大統領の長女である槿恵女史を、激しく非難攻撃している。 事の起こりは、問題の大学教授が、「朝鮮戦争は、北朝鮮指導部が試みた統一戦争だ」「朝鮮戦争の被害は米国介入のせいだ」などと主張し、数年前には北朝鮮を訪問して、故金日成主席の生家では「万景台(金日成の生地)精神を受け継いで統一を達成しよう」などと述べて、帰国後に国家保安罪違反容疑で逮捕されたこともあるという。 今回、検察当局は、この大学教授を別件の容疑で拘束礼状を取ろうとしたが、千正培法相が史上初めての指揮権を発動して、これを阻止した。 これに対して、法曹界やメデイアが一斉に反発し、検事総長も辞任して抗議した。 ところが、辞表を受理した大統領府は、「検察の職権乱用を防ぐには、民主的な規制が大切だ」として、「司法の独立」を事実上否定したので、これを機にして、韓国政界の保革の政治的な対立が大幅に深まったのである。 「この背後には、ノムヒョン政権の『国家保安法廃止』と言う大きな思惑があります」と言うのが、延韓志さんの説明であった。 韓国には建国以来「国家保安法」と言う国民を規制して来た厳しい法律がある。 北朝鮮スパイや、北を礼賛する思想を取り締まる根拠になって来たものだが、ノムヒョン大統領には、これを廃止しようと言う基本的な考え方がある。勿論、北朝鮮側は、一貫して韓国のこの法律の廃止を要求している。 ノムヒョン大統領は、韓国の民主的な国家としての「成熟度」や「国民意識の高さ」を理由にして、同法の形骸化を進めようとしているのである。 これに対して「国家保安法は『韓国国体』の基本だ」とする、韓国政界の野党ハンナラ党の朴代表をはじめとする韓国政治の保守勢力は、「救国宣言」を宣言して対抗している。 与党ウリ党や大統領府は、連日のように「韓国憲法秩序と人権を破壊する無責任な行動だ」として、激しい批判をしているのである。 現在、ノムヒョン政権の支持率は急激に低下していて、かなり大統領側は政治的に追い詰めれれている状況にある。 今後、更に韓国政界の保守、革新の対立は激しさを増して行くだろうと推測されている。 ◎ 韓国の限りなき高き自尊心 反米克日民族統一 金海善さんが「スンデを食いに行こう」と言うので同道した。 スンデというのは豚や腸袋やイカに、豆腐、肉、春雨、血などを入れて茹でたもので、適当な大きさに切って塩を振りかけて食べる。 しこしこした噛み心地と独特の味が旨い。 クンマンドウという焼き餃子は、フライパンにサラダ油をひいて焼いた餃子で、醤油や芥子を漬けて食べる。チユクというお粥は、お米を胡麻油で炒めてから煮る。香ばしくてこってりとしている。 私にはあわびのお粥が口に合った。 スンデ、クンマンドウや、ペチュ(白菜)を肴にして、古焼酎をやるのは、風情がある。 明洞は、ソウル有数の繁華街であり、周囲には南大門市場、ロッテ、新世界などの商店街が集中している抜群の立地条件にある。 ソウルの魅力が一杯に詰まった明洞は、いつも人が溢れている。 南山の麓に拡がる梨泰院の商店街は横文字の看板が多くてアメリカ人を初めとして外国人が目立つ。ハミルトンホテルを中心にして東西に長く伸びていて、歩いて何でも気に入ったものを、買うことが出来る。 狙いは皮製品と毛皮、ジーンズなどで日本に比べると、かなり安い。品数が豊富なのは秋で、夏はセールのシーズンだそうだ。 歩き疲れてハミルトンホテルのカフェテリアで、金海善さん、延韓志さんと懇談した。 「思い返すと、日本の帝国主義と言うのは、本当に悪いことをしたね」と延さんは言う。 「日露戦争が始まると、当時の韓国は中立を宣言したけれども、これを日本は無視した。 一九〇四年、日本軍は自由に軍事上の拠点を使えるように、日韓議定書を強制的に韓国に認めさせた。 日本海軍がバルチック艦隊を破ると、一九〇五年九月、米国のテオドール・ルーズベルト大統領の仲介で、日露は、ポーツマス条約を結んで、韓国からロシアが撤退したので、完全に韓国は日本の一人舞台になってしまった。これは歴史上の事実ですね」と延さんは私に再確認を求めた。 日露戦争に勝った日本は、伊藤博文を派遣し、高宗とその大臣たちを脅迫して第二次日韓条約を締結した。 これで韓国民の政治的な自由は完全に奪われた。 この条約が発表されると、多くの韓国国民達は大憤激して反対行動と示威運動をした。中には悲痛きわまる遺書を残して自決した烈士もいたが、彼等の言い分は一切聞き入れられなかった。 一九〇九年一〇月、ハルピン駅頭で安重根が伊藤博文統監を射殺して、一躍、韓国国民の英雄になった。 これは九十五年経った現在も、まったく同じである。 「韓国は弱小国家で、劣等感の多い国民なのです。しかし、自立心、自尊心は非常に強くて、外国からの圧力には特に敏感です。 現在の米軍に対する韓国人の感情は、偽りのない国民的は自尊心の表れです。 アメリカ人も、日本人もこのことを忘れないで欲しい」と延韓志さんの一言が、後まで残って印象的であった。(続く) (日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本評論家協会、日本美術家連盟、各会員。 日本外国特派員協会協賛会員。経営学博士。) ホームページ http://www.h-kokubo.com/ E・メール info@h-kokubo.com |
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