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鶴千代の新内聴きて平穏の 沈静剤の如き心地す (11月19日)(土)

 今日の夕刊の全面広告記事に曰く・・「2005年奇跡のヌーヴォー誕生。
 ボジョレーの帝王ジョルジュ・デュブッフ。 天の恵みが、フレッシュで果実味の深い、我が生涯最高の傑作を授けてくれた。
 今年のボジョレーヌーボーは、まさに、天の恵み、奇跡と呼ばずにはいられません」
 
 「開花の時期には一斉に花が咲き、結実に季節には粒ぞろいの実をつけ、ヒョウの影響も少なく、乾燥し暑い夏も経験できました。
 葡萄つくりの一瞬、一瞬、すべてが幸福に満ち溢れて、早くワインにしたくなる、ワクワクするような葡萄ができたのです。
 そして17日解禁したヌーボーは、我が最高の出来。イチゴ、ラズベリー、カシス、ブラックベリー、そのすべての果実の色と香りを持ち、フレッシュでしかも深みのある味わいに仕上がりました。
 私の理想とするボジョレーらしいヌーボーです。今後、長く語り継がれる、伝説のような存在になると確信しています」
 
 ボジョレーヌーボー11・17解禁!! とある。
ああそうですか、頑張って下さい!!。 皆、宣伝には弱くて、引きずられていると思う。
 私は、何の宣伝もなかった1960年代の初めから、フランスの生葡萄酒、ボジョレーヌーボーを飲んでいるけれども、最近の宣伝は馬鹿馬鹿しいし、遥かに度をはずしている。
 金になれば、何でもいいのかと言うことである。
 
 11時過ぎに自家を出た、12時には日本橋三越本店についた。
 散策した後、13時から「富士松鶴千代の世界・リサイタル」を見た(三越劇場)。
 島村元農水相から誘われたもので、同席して久しぶりに鑑賞した。
 作家の藤原佑好氏が同席された。「新内ながし」から始まって、「風の盆」「越中おはら節」はコクがあって面白くてもの悲しい。
 鶴千代自作の小泉八雲原作の創作「雪女」もあり、趣向を凝らして、才能がきらきらする創作新内であった。
 15時30分に終了して散会、島村氏とは別れて、小生は藤原氏と二人で7階の特別食堂で懇談した。 17時過ぎに解散。
 
 18時 米映画「イン・ハー・シューズ」を観た。ジェニファー・ウエイナーのベストセラー小説の映画化で、ローズとマギー姉妹の対照的な性格が描かれている。
 ローズは弁護士、マギーはセクシーで男にもてるが定職がない。
 マギーは、ローズのアパートに転がり込んで、ローズの男友達と寝てしまい、追い出される。
 フロリダの祖母エラのところに行き、老人ホームでエラの手伝いするようになって、やっと自分の居場所を発見する。
 姉のローズのほうは、弁護士事務所を辞めて、犬の散歩をさせる仕事を始める。
 アメリカ人女性の生き方を、細かいタッチで描いている。

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