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フランスの暴動起り鬱憤の はけ口も無き移民の吼える (11月06日)(日)

 小泉首相は、あと11カ月くらいで辞める。あとは誰がやるのか、誰にも分からない。
 安部、麻生、谷垣、福田、竹中、与謝野氏などと言われているけれども、全然違う他の人が出てくるかも知れない。
 密室で選ばれて圧倒的に評判の悪かった森前首相の後、総裁公選を行って、まさか小泉純一郎氏が、後継総裁つまり次期首相に就任すると分かっていた人は、ほとんど居なかった。
 
 そして小泉氏の他で誰が後継首相ちして出て来ても、年金、福祉、医療制度の改定などから、仕方なく「大増税路線政策」の実行をするだろうから、多分、小泉内閣とは違って短命内閣であろうと予測されている。
 次期首相の取り組み方次第では、2年後の参議院選挙で同時選挙となって、自民党が大敗北と言うことも充分にあり得る。
 
 9月の総選挙で、自民党が大勝ちしたことで、かねてから、私が予想していた通りに、連立与党の公明党執行部の神経をさかなでするようなことを、小泉首相はやり出した。
 整理してみる。
1.首相は、靖国神社を秋の例大祭に参拝した。 2.首相は中立的な国立追悼施設の建設には一切、関心を示さない。 3.米軍普天間基地の移転問題では、最後の一カ月間、政府から公明党へ何の事前説明をしていない。 4.年金問題はもともと公明党が主導していた政策だが、首相の一言で初めから仕切りなおしになった。 5.副大臣ポストに外務、防衛を要求したが、受け入れなかった。 6.公明党の推進する、永住外国人の地方参政権参加を、審議入りせずに継続審議とした。
 事など色々とある。
 
 神崎公明党代表が「首相は勿論、外相、官房長官の靖国参拝に自粛」を申し入れたけれども、麻生、安部両氏とも、これを自粛する気配はない。
 公明党は、何とか連立内閣の中で独自性を出したいと考えているけれども、総選挙での自民党の大勝ちの結果は、公明党を、「蚊帳の外」にした。
 今後は、公明党は、良く考えて、自民党との間に、ある種の「距離感」を置くことが必要なのではないかと思う。
 
 今後、起きてくる最大の問題は多分「憲法改定問題」である。
 自民党の草案が出たが、今後これをたたき台にしてどういう風にまとめて行くのかだが、この草案に対して、民主党内から過半数に近い同調者が出ることが、充分に予想されるのである。
 自民党中枢の最高幹部が狙っているのは、当然、第九条二項の改正である。
 これは、国家の最大課題であって、戦後六〇年の最高の政治テーマである。
 
 あとの細かいことなどは、どうだってたいしたことはない。
 憲法改正を巡って、国民の間で国論を二分する大議論が起きて、当然、政界再編成に至る可能性が非常に大きい。
 九条二項を改正しないと言う公明党は、自民党にとっては最早、不必要になってくる。
 選挙制度の再改正など、今後は少数政党を締め出す制度改正が、自民、民主両党協調の上で出てくることになろう。
 
 最近、しばらく振りに国会議事堂の中にへ入って見て、そういうことを感じた次第である。
 五十五年体制時の国会とは雰囲気が全然違っていた。島村代議士の在任25年の表彰式に出るために、傍聴席の上のほうから議場を見ていたら、国会議員の年齢が随分と若くなって、多くなっていた。
 それにしても、国会議事堂は、昭和11年に完成したが、70年経っていて、議事堂内部がまったく時代がかっていて、現代的ではない。
 非常に小さいし、使いずらいし、立替えをすべきだと、無責任なことを考えた。
 
 フランスには南ヨーロッパなどから多くの移民が流入されて来ている。
 パリ東北部のセーヌ・サンドニ県の小さな町で起きた窃盗事件で、変電所に不法進入したアフリカ系の黒人の若者2人が感電死した。
 この事件がきっかけで、暴動がここ10日間ほど起きている。
 この暴動がフランス全土に拡大して、車1千台に放火された。
 北部のルーアン、レンヌ、リール、ストラスブールから、南部のマルセイユ、ニース、トゥールーズに波及している。
 
 失業率が大きくて若者の社会への不公平に対する憤懣が爆発しているものである。
 サルコジ内相が「フランスからゴロツキを一掃する」と強行な発言したことへの反感が強いとされている。
 サルコジ氏は、シラク大統領の後継候補第一とされているから、既に左右政治勢力の政争の具にされつつあるらしい。
 もともとフランス人は、右から左までの理論が百出する口うるさい国民であり、次期大統領への後継争いともなれば、蜂の巣をつついたような状態になるとことは、日をみるよりも明らかである。
 
 NHK大津支局記者の笠松裕史(24)が、岸和田市の民家に放火して逮捕されたと言う。
 燃える様子を携帯で撮影していたらしいが、体調不調で休職中だったそうだが、精神異常者が、記者活動をしていたことになる。
 橋本会長が、頭を下げたところで、どうにもなるものではおぞましい事件である。
 
 12時30分 江戸川区総合芸能祭に行った(文化センター大ホール)区長と壇上に乗ってご挨拶をした。
 13時 江戸川区短歌大会に行く(同研修室)文化会会長挨拶をした。
 長田課長にタワーホールまで送ってもらった。 14時 江戸川区書道展表彰式に出席する(タワーホール船堀大ホール)
 多田区長らと壇上に登壇して、文化会長賞を授与する。記念撮影を終わってから、退場した。長田課長に文化センターまで送ってもらう。
 
 17時 短歌連盟懇親会(文化センター・アゼリア)に出席した。
 歌人である清水万左秀理事長、金子美津子顧問と歓談した。
 講師で来訪された沖ななも氏と初対面だったが、同席して気楽に談笑した。
 沖ななも氏は、歌集「樹木礼賛」などで全国的に良く知られていて、感性の鋭い細密な表現で注目されている閨秀歌人である。
 沖はペンネームで、元々詩人であったと言うことだった。
 
 第53回江戸川区文化祭もこれで、ほとんどの日程を終了して終わる。
 11−17度C 暗い曇りで今にも小雨が来そうな天候で肌寒い。夕方からは小雨になった。
 秋雨であり、時期的にも、あるいは時雨と言うのだろうか?
 夜は、テレビでたけしの「座頭市」と大島渚の「ご法度」を見た。
 「座頭市」を見ると、北野たけし氏は、屈指の世界的な映画人だと思った。
 大昔、北野武氏がテレビ、ラジオで、当時の大売れっ子の月の家円鏡師匠に「弟子にしてください」と言って来たことがある。 
 いま正に今昔の感があると思った次第である。人間の将来は誰にも良くは分からない。

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