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財政の破綻寸前財源の 移譲は国家経済の崩壊 (10月05日)(水)

 さんまにがいか塩っぱいか そが上に熱き涙をしたたらせて さんまを食ふはいずこの里のならひぞや。
 詩人の佐藤春夫の「秋刀魚の歌」である。さんまが旨い季節になった。
 昭和天皇が病気で倒れた後、医師から食べたいものはと聞かれて「さんまかいわしのようなもの」と答えられたと言う。
 
 「あきがたなと申す魚でございます」と言って若い頃に食卓に出された事を、覚えていたようだと言う。
 帝王は白身の魚しか食べないが、健康を気遣った養育係りの心配りであったらしい。
 秋刀魚は今、スーパーで一匹100円で売っているから、私のような、秋刀魚や鰯の好きな人間には、堪えられない。
 たっぷりした大根おろしと醤油で肴と日本酒は、秋の夜の楽しみである。
 
 いわゆる「三位一体」改革が論議されている。キリスト教の「神と聖霊とイエス」を「三位一体」と言うのだが、どうして日本の税金と予算の使い方がこう呼ばれるのか、全然不明のままだ。
 政府の言っている税源の「三位一体」とは、1. 補助金削減で、補助金20兆円の内4兆円程度の見直し。生活保護費と義務教育費が中心。
 
 2. 税源移譲は、国の所得税から地方の住民税に3兆円を移譲。2・4兆円の実現をメド、残りの0・6兆円。
 3. 地方交付税削減は、初年度の大幅削減で停滞。税収が多い自治体への配分を見直し。 などである。
 しかし、現実には、いろいろな利害関係があって、なかなか纏まらない次第だ。
 小泉首相は、義務教育費の全額地方移譲を目指しているけれども、反対も多いようだ。
 
 小雨 17−24度で涼しい 暗い曇り 9時15分 家を出て上野駅に行く。
 1994−95年度国際ロータリー・ガバナー会、「ハントレー会」の旅行で常磐線で水戸へ行く。2泊3日予定の茨城県内への視察旅行である。
10時 ひたち17上野発 11時46分 水戸着 雨降りの中、山本さんが北口に出迎え下さった。 駅前の三の丸ホテルに集合した。軽い昼食。
 13時 バスで出発 一行27名 市内の弘道館と偕楽園(好文亭)へ行った。小雨が降っていた。
 
 弘道館は、1841年(天保)水戸藩の9代藩主斉昭が建てた水戸藩の学校であった。
 この学校では、儒学、歴史、礼儀、天文、数学、和歌、音楽、馬術、兵学武術、鉄砲、水泳などを多種にわたって教えていた日本最大学校であった。
 次の偕楽園も、斉昭が創立した。特に好文亭は自ら設計したと言う。庭園がすばらしい。
 梅を中心にして竹、つつじ、萩などの花や木が豊かな庭園を形造っている。
 春には、3千本の梅の花が咲き乱れて、全国でも有数の梅の名所として有名である。
 好文亭の3階から見た景色は借景を取り入れて特に美しい。
 しかし、借景の中にどんどんとビルが建って仕舞っているのに何の規制も出来ないのは行政の無策無能であろう。
 
 バスは日立南太田ICから乗って 西山荘を参観した。有名な水戸光圀の山荘である。
 光圀は、晩年の10年をここで過ごしたと言うことだ。鬱蒼たる森の中にあって、粗末な佇まいであるが、歴史を充分に感じさせる古跡である。
 夕刻近くになって、北茨城ICから五浦海岸へ行く。
 19時から会議と祝宴と懇談。五浦観光ホテル大観荘泊(1001)
  
 ハントレー会と言うのは、1994−95年度の国際ロータリーのガバナーの退任後の親睦団体である。
 もう既に10年の歴史があって、年月の経つのは、いまさらながら早いものだと感慨無量になる。
 34人の内7名がすでに、亡くなった。夫人も4人が亡くなった。
 自分を含めて誰が、いつ亡くなっても不思議ではないことを身近に感じさせられる団体である。仲良く我々はお付き合いをしつつ、まだ生きている。

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