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思わざるインド洋沖大津波 日に日に被害増えて憂うる (12月28日)(火)

 哀しみは身より離れず人の世の 愛あるところ添いて潜める
 窪田空穂の歌である。インドネシアスマトラ沖の大地震による津波被害者数が、毎日増えている。
 今日の新聞では、「津波被害者2万越す」とある。これからどれだけ増えるのか予測がつかない数である。
 日本人の被害も行方不明が30人を超えているということである。
 
 クリスマス、年末休暇の最中、一家団欒の楽しい幸福な時間の一瞬の隙をついて、巨大な津波が思いもかけないところから襲い掛かってきて、生命を奪って行ったのである。
 阪神・淡路大地震の360倍以上のエネルギーと言う、誠に途方もない力量で、ジェット機並みの速度で襲来した「怒涛」のすさまじさは、言葉では言い表せない程のものである。
 何がどうなっているのか分からないうちに、犠牲になってしまった。
 歴史上最大の被害者を出したが、犠牲者のご冥福を祈りたい。
 
 晴れのち曇り 気温5−10度C 11時 横浜パンパシフィック・ホテルで國際政経懇話会が開かれたので、セルシオを運転して出かけた。
 13時に開会、本会議、分科会、本会議と続き18時から夕食会パーテーがあり、終わってから食事会と懇談会、映画会などがあって、21字過ぎに終了して解散した。
 小生は棟続きで隣の、ロイヤルパークホテル横浜に宿泊した。
 
 インドネシア・スマトラ沖の大地震の津波被害とは関係なく、私は、横浜みなとみらいのランドマーク六十階からの鳥瞰展望は見事なものである。
 現下にみなとみらい地域の光の海、目前の横浜ベイブリッジ、大黒大橋、大黒埠頭から横浜市北部、横浜市南部、東京湾、そして東京都南部などが良く見える。
 これは、正に値千金でしばし仕事の疲れが取れて1年を終えるのにふさわしい想いがして来るのである。
 今年も、例年のように、遺恨、怨念、苦悩、煩悩、不安、後悔、無念の多かった年であり、様々な思いが充満している。
 
 横浜にて一〇首
●浜の地に来たりて暫し卓囲み 和みの笑顔年も終わりぬ
●歳終わり煩悩怨念数ありて 暮れの想いはみなとみらいで
●暮れ迫り遺恨後悔夢に見て 光の海に暫し預けぬ
●歳の暮れランドマーク六十階 苦悩の想いさらに忘れぬ
●我がひと世光の海のただ中に 苦難煩悩併せ投げ出す
 
●未来へと期待寄せたる横浜の 人工の街光と影の
●年の瀬に人往き交いし中華街 ランタン灯り足早に去る
●中華街栗売る人のけたたまし 叫び声聞き暮れも迫りぬ
●中華街北京広東上海語 飛び交い台湾人ここに俺も
●横浜の暫し来りて懐かしき 街の匂いの同じけるかも

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