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鴉来てゴミ掻き回し飛び去りて 逃げ足早く我を馬鹿にし (12月26日)(日)

 今年最後の日曜日である。薄曇り、冷たい風。
 暮れも迫りて・一〇首
●枯れ立ちの庭を巡りて朽ち葉草 拾い来たりて芋を燃しぬ
●師走の陽庭に一筋蔭さして 隣地にビルの新しく建ち
●音も無く燃え枯れ草の煙立ち 鴉一羽遠くに見詰めて
●鴉来てゴミ掻き回し飛び去りて 逃げ足早く我を馬鹿にし
●直線に襲いかかりて子猫逃げ 木に高止まりし笑うぞ鴉
 
●年忘れ和食の卓の酒肴好く 和服の師匠語り饒舌
●人生の出会いも嬉し人と人 年忘れの宴趣ありて
●終わり無き芸道説きて和服びと 帝国ホテル伊勢長が宴
●疲れ無く地球を飛びて芸道の 胸膨らます和服の師匠
●芸道に終わり無き道説く師匠 柔らかき肌冴えて艶やか
 
 人間が変わるのには三通りしかない。
1・時間配分を変える。
2・住む場所を変える。
3・付き合う人を変える。
 
 人間が成功を夢見て、ぼんやりと道筋を辿るのは、愚かなことである。
 そのうち必ず挫折して投げでして、終わりになってしまうだろう。
 どこが一番危ないか? 他からの影響を一番受けやすい部分はどこなのか? と弱点を考えることが非常に大事である。
 
 「『夢』には日付を入れよ」と言うことが大事である。具体的な日付を入れることで、自分の「夢」は初めて実現に向かうからである。
 
 計画を立てるには「人」「モノ」「カネ」「時間」「気力」が必要である。
 これが失敗に終わるのには、大体二つの原因がある。第1は、想定外のことが起きる可能性があるのか?ないのか?
 第2は、道筋を変えたときに、何が起きるか? この二つを充分に検討、吟味していないからである。
 
 このようにいろいろな達人たちが、良いことを言っている。人の言う事を理解、吟味、検討することは非常に大切である。
 
 曇り 9時 案件があって出かける要談(区内)帰宅
午前、午後共に身辺の整理、雑誌、書類、手紙などの整理。
 17時 TVのBSで「N響」の「第九」を演奏し始めていた。
 特に第三楽章からが素晴らしい。ゆったりとした旋律が、悠々たる気持ちにさせる。
 「いよいよ日本の暮れが押し迫ってきた」と感じたとたんに第四楽章の広大、偉大、圧倒的でセンセーショナルな旋律が聴く者に感銘を与えるのである。

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