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| 暮れ迫り声高らかに第九番 蒼白き頬佐藤しのぶの (12月21日)(火) 平成17年度国家予算原案が出た。一般会計82兆1829億円で、歳入は税収44兆70億円、国債発行34兆3900億円、税外収入3兆7859億円である。 累積国債発行残高は 、538兆円、国の長期債務64兆円、地方の長期債務172兆円で、国と地方を合わせた合計累積長期債務は774兆円にのぼる。 さて 、この774兆円をどのように解決するのか、具体的な策は見つかっていない。 例えば、これを増税に転嫁したとすると、21%の消費税になるし、そんなことは事実上不可能で現実的な話ではない。 国債発行残高538兆円は、国内総生産(GNP)を超えて年会利払いは、8、9兆円にもなった。 歳出予算案の内国債費は 、18兆4422億円に達した。財務省は、借り換え時の金利上昇を避けるためと称して満期期間の長い国債を増発する。 かって、19世紀のイギリスでは戦費調達の為に「99年国債」を発行したことがあるが、日本国の「巨額国債返済問題」の重荷はとうてい生易しいものではないのである。 白々と女沈める柚子湯かな 草 城 今日は「冬至」である。抜けるように白い女性がひとり柚子湯につかっている。 なまめかしい風景であるが、深い湯煙の向こうである。ひょっとすると幻覚かも知れない。 「冬至とされる十二月の二十日過ぎでは 、まだ宵闇にも剣呑なところが見えてこない。 (中略)生まれたばかりの冬らしく、未だ幼さがある。物怖じしている。だから、夕方の町を歩いても、この一年を送るという寂しさは感じられない」(裏千家新家元・坐忘斎・千宗室) 京都の師走の町の光景を、鋭く見ている。 晴れ 冷気 8時30分 トーヨー 8時50分 区へ 来客あり、打ち合わせ、電話連絡 13時30分 退庁 14時 家を出る 15時 月刊「カレント」株式会社潮流社役員会(渋谷・ドトール本社)16時から 懇談会 「一年の終わりを記念して、シャンペンで乾杯」懇談した。 鳥羽ドトール社長が「暮れになって、一年の仕事が全て終わって、車を運転して自宅に帰る道筋、一人になると『今年も本当に本当に良く頑張ったな』と言う、想いがこみ上げて来て涙が出てくるのです。しかし、近年、歳をとったせいか、涙が出なくなりましたね」と発言した。 南カリフォルニア大学教授の川畑氏も「私もそう言う事がありました」と同調していた。 私は、16時45分頃に退席して地下鉄銀座線で溜池山王へ、 17時30分 佐野氏と懇談 19時 読売日響 マンフレッド・ホーネック指揮 ベートーヴェン作曲「第九交響曲」(合唱付き) S 佐藤しのぶ、A 坂本朱、T 中鉢聡史、B 三原剛 合唱 武蔵野音大 今年も「第九」の時期になったのである。昨年は12月25日(木)にグシュルハウアー指揮の「第九」を聴いている。 ソロは同じメンバーだが、テノールは吉田浩之だった。 佐藤しのぶは、堂々としていて世界的ソプラノの貫禄が出てきた。 しかし、頬が蒼白いのが印象的である。働きすぎですこし疲れているのではないか? 坂本朱は一段と大きくなった感じがした。三原剛は日本人離れしたバリトンでたのもしい。 中鉢聡は若くて、これから有望で楽しみな人材である。しかし、惜しいのは体格が細くて小さい。 堂々たる圧倒的な体格の外国人たちのなかでは、何と無く見劣りするのが残念である。 この壮大な交響曲は、正に「苦悩を超えて歓喜へ」いたる劇的な構成を持った集大成であり、第四楽章の「人間賛歌」は力強くて希望に満満ちている。 ミ・ミ・ファ・ソ・ソ・ファ・ミ・レ・・・・と言う割合簡単な「歓喜」の旋律の原型は、誰にも歌える単純さである。 この偉大な曲が、何時までも世界中の人々に受け入れられる原因がここのあたりにもあると言える。 今年も佐藤しのぶの「第九」を聴いて暮れて行く。 留守宅に藤沢進一氏が来訪して、田島和明氏のビラを私の家の外塀の大西英男氏のビラの隣にはって行った。 |
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