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忍び寄る国難多大立ち向い 小泉政権舵取りの暮れ (12月02日)(木)

 昨暁午前一時過ぎに、電話がなった。出てみると誰も出ない。また掛かるが出ると応答がない。また掛かった。
 5回6回とベルがなって、そのうち出ないで放って置いたら、掛かって来なくなった。
 最近、不審電話、「オレオレ詐欺電話」、「押し売り電話」が多い。
 世の中が急速に崩壊し始めたのではないかと、疑念にかられることが多い。
 
 高速道路券を40億円分も偽造して、うち350万枚(25億円分)も流通させた男が逮捕された。
 いずれも精巧なもので真券を横に置いて並べてみないと分からないものだと言う。
 暴力団がからんでいるらしいが、金券ショップや運送会社などに既に売却されていて、大きな被害が出ていると言う。
 金券は貨幣に較べると、製造過程の精密さが足りないから、誰でも偽造できるらしいが、05年春からは、100枚つずり券の発売を止めるそうだ。
 これでは、我々一般の利用者が迷惑を受けることになる。
 
 小泉政権は、あぶないあぶないといわれつつも持っている。このまま年を越しそうである。
 もう限界に来ているといわれながらも、替わるべき適当な後継者がいないとかの、消極的な理由で支持率が下がらない。
 小泉流手法というものは、大相撲で言うと突っ張っておいて、ぎりぎりまで行くと、体をかわして「肩透かし」をする取り口である。
 
 「絵のない額縁」とも言われている。最高の名画を購入すると、大々的に宣伝して置いて、立派な額縁を用意したももの、いつまで経っても肝心の絵が来ない。
 額縁だけが残っていて、そのうちに、額縁だけで充分値打ちがあることにされてしまうと言う、まるで手品か、相手に錯覚を持たせるもののようだと言う。
 
 小泉内閣の主眼は、「官から民へ」「国から地方へ」である。
このために「骨太の改革」案が作られた。
 「官から民へ」の代表が「郵政民営化」であり、「国から地方へ」は「三位一体改革」だとされている。
 三位一体とは、国からの補助金、交付金を削減して、その分の税源を国から地方に移譲することである。
 
 2年間で3兆円削減の目標を立てたが、そのうち、もっとも厄介なのが義務教育費国庫負担金の削減であった。
 文教族の森元首相を中心にして、猛反対が起こり「これは政局になるぞ」と言われているが、果たしてどうなるのか。
 多分どこかで双方の顔を立てて妥協して、丸く治めることになるだろう。
 所謂「小泉マジック」で、郵政民営化も、三位一体も、イラク自衛隊一年延長問題も、旧橋本派の政治とカネ問題も、靖国と中国との関係改善問題も、あぶないあぶないと言われながらも何とか乗り切って行くだろう。
 
 「小泉語」と言われている、短い言葉で物事をはっきり言う小泉首相の毎日のテレビの「ぶら下がり」記者会見は、歴代の首相とは全然違って、これまでは日本国民の心を捉えていた。
 かっての総理は、喜怒哀楽を表さないことが多かったが、小泉首相は、それを完全に覆して、逆手をつかって、現代の風潮にマッチしたのである。
 
 流行歌の大ヒット曲と同じで「時代の要請」を掴んだのである。
 首相の日本の世論を捕まえる感性とセンスのよさは、並大抵ではない。
 「靖国神社」に参拝すると言っても、小泉首相は別に「右翼」思想家ではないと見られている。
 国内に異論が多いのに、いち早く「イラク戦争」賛成を唱えてブッシュ大統領の懐に飛び込んだ感覚の良さ。
 さらにブッシュ再選に賭けた度胸の良さは、ただ者ではないセンスだった。
 
 民主党の岡田卓也党首が「イラクからの自衛隊撤退」を唱えて、当然、政権担当能力を疑われたのとは、まるで対照的な感性であると思う。
 あぶないと言われながら小泉内閣は後2年は最低続くことになろう。
 これが良いのかどうなのか?私には良く分からないことである。
 
 快晴 8時50分 トーヨーへ 9時20分 区へ 打ち合わせ 案件があり要談 また来客があって要談 来客、案件が続く パソコンを使って文書作成 FAXで送る
 11時 案件があって来客と要談 12時30分 来客あり要談 14時 退庁 
 16時 案件があって要談 18時 案件があって要談
夜は ヨセフ・ブルートス「現代社会は滅亡するか?」を読む

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