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| 金メダル大歓声に迎えられ 谷本歩実江戸川区民 (10月21日)(木) 昔の事は誰でも懐かしい。しかし年をとると昔の事ばかりをあまり関係の無い他人に話す人がいるけれども、これは他人迷惑であって、くどい。ところで、私は、くどい、昔話をする事にする。 小説家の戸川健氏は、私の旧友である。1960年代の初めに、フランスのパリで親しく生活していた時以来の間柄である。 パリで私は油絵の勉強をしていた。戸川氏はフランス文学青年で、当時、パリのモンパルナスの周辺のカフェなどに夜ごとに現れては、文学談義に花を咲かせていたのである。 1960年代と言えば文学上では、実存主義のジャンポール・サルトルや、シモーヌ・ド・ボーヴァールやアルベール・カミュや、共産主義者のルイ・アラゴンや、チェ・ゲバラが全盛時代だった。毛沢東思想も全盛時代だった。 哲学者ヤスパースやハイデッカーに心酔する青年も多くいた。 当時はまだ、フランスは日本人の画伯の卵や、文学青年にとっては、パリはあこがれの土地であったと思う。 米ソ冷戦の最中であって、スターリンの死後フルシチョフが現れた。 アイゼンハワーの後に米大統領になったJ・F・ケネディが颯爽と登場して、フルシチョフとのウイーン会談や、フルシチョフのベルリンの壁の構築などの、劇的な政治上の駆け引きが行なわれていた時代である。 続いては、あの有名なキューバ危機が起こった。核戦争直前とも言われた重大な時代でもあった。 フランスでは、ド・ゴール大統領が、アルジェリアの解放戦線と、独立を巡って火花を散らしていた。 OASと言うアルジェリア独立に反対する、フランス現地軍の秘密組織がパリでも盛んにテロを起こして、パリの民間人が死んだり負傷して、内戦の一歩手前まで行って、パリでも、しばし、緊張した局面があった。 その時、私は一人の画学生であり、戸川氏は仏文科の文学青年だったのである。当時、戸川氏は女子学生のマリアンヌと同棲していた。 私達は友人の仲なので、彼の長所も欠点も私は良く知っている。 今でも時々会って話をし、コンサートやオペラに誘ったり、食事をしたり、旅行をしたり、芸術について語り合ったりする仲である。 戸川氏は鎌倉に夫人の治子さんがいる。彼女に住まいは、じつは治子さんの実家であって、彼らは別居を10年以上もしている。 その理由は、二人の女性の存在である。一人は佳恵さんと言うある分野では名前の通ったデザイナーである。 彼女とは、じつは30年以上も前に知り合い、付き合いが始まった。 彼女は元ミス兵庫である。しかし、彼女の仕事と戸川氏との仕事の関係ですれ違いが多くて、5−6年の付き合いの後で別れることになった。 私は、この30年以上前の付き合いの経緯は、最初から終わりまで良く知っている。 その後、佳恵さんは、東京のある開業医と結婚したが10年間の結婚生活の後で別れた。 一方で、彼女はその後、デザイナーとしては成功したが、特にスポンサーになるような人物はいなかったようだ。 戸川氏と佳恵さんが再会したのは、バブル経済が崩壊して、平成になって、世の中がすっかり変わって、佳恵事務所の経営状況がいくらか苦しくなって来た時期であったと思う。 今から丁度10年あまり前の事である。ふたりは再会すると相談相手として付き合いを始めた。 戸川氏は、以前から治子夫人との関係はあまり上手くは行っていなかったが、佳恵さんとの関係がだんだんと明らかになると、いっそう冷え切った。 自然に佳恵さんとの関係は深まった。さらに、5年ほど前、ロサンゼルスで國際会議があって、行った時、戸川氏はアナ・グレイブスと言う日本語の上手な米企業で上級管理職の女性と知り会った。 その後、彼女が仕事で来日した折、戸川氏とアナとの付き合いが始まったらしい。この関係の経緯は私は良く知らない。 その後、現在まで、戸川氏と佳恵さん、アナとの関係は普通、順調に続いているものと私は思う。 世の中では 、こう言うのを「三角関係」と言うが、彼らの場合は非常に上手くいっていて、仕事をする上でも役立っているようだ。 ところで、大昔パリで同棲していた女学生のマリアンヌの娘キャサリンが、昨年来日した。 東京の私立大学院で日本語を勉強するためであった。 戸川氏の昔の恋人マリアンヌはすでに数年前に亡くなっていて、娘は彼女の忘れ肩身である。父親はルネ・ディボアと言うパリで建設業の仕事をしている実業家である。 戸川氏はキャサリンを、彼の自宅に同居させていたのだが、この春、ふとしたことから男女の一線を越えることになったらしい。 仕方がなく、戸川氏は佳恵さんに依頼して別にキャサリンのためにアパートを借りて住んでいる。 こうした構成が、現在のこの人たちの相克と人間関係である。 朝 小雨が残る 暗い曇り 8時30分 トーヨー 8時50分 江戸川区監査委員室へ行く 10時 監査委員協議会 「平成16年度 部課室局事務事業監査報告書」についての協議。 12時 アテネ五輪金メダル受賞者谷本歩実さんの歓迎会(江戸川区役所庁舎中庭) 13時30分 第28回江戸川区花火大会実行委員会、小岩地区カメラシステム管理運営委員会監査。会長宮崎鎮雄氏。 14時30分 退庁 17時 月刊「カレント」「カレント賞授賞式・講演会」読者交流会(日本記者クラブ)に出席した。 小生が司会 矢野弾社長の挨拶 カレント賞選考の経過報告 海野和雄編集長 第三回カレント賞「森本敏氏」「山口康介氏」授賞式 受賞者の挨拶 「森本敏氏記念卓話」 乾杯 鈴木弘埼玉県議会議員 懇談 執筆者紹介は海野和雄編集長 懇談 20時終了散会 20時30分 中村、佐々木氏と案件があって談笑・懇談(有楽町・外国特派員協会) |
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