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人生の歴史は巡るこの世には 預金封鎖の悪夢再来 (10月19日)(火)

 超大型台風23号が沖縄に接近している。今年は台風の当り年であるらしい。
 22号についで、超大形なので、すでに東京都内も影響を受けている。夜半から大雨が降っている。一時止んでも直ぐに降りだした。鬱陶しい日である。
 
 8時前 昔からの友人であるK・Y女から電話があって長電話になった。
 30年連れ添った夫の急なガンによる入院、病状の悪化、経営している会社が10月末に不渡り倒産する、債権者からの脅しの電話、自分の雲隠れ、弁護士・会計士への依頼、夫との離婚などが続出して「思いもかけない、まるで夢のような人生になった」と言う話をされる。
 この人は、もともと障害者手帳が1級で、既に20年も1週間3回の人工透析を受けて女性である。
 人生の困難にぶち当たって大変に苦労している。60歳を過ぎてますますそれが増すのは気の毒である。
 
 11月1日から新紙幣が発行される。1千円札は野口英世、5千円札は樋口一葉、1万円札はこれまで通り福沢諭吉である。
 「およそこの世の中に何が怖いと言っても、借金くらい怖いものはない」と「学問のすすめ」のなかで書いている福沢諭吉である。
 元々お札には非常に関係が深い人である。
 
 何故、野口英世や樋口一葉がどうして、この空前絶後の不景気時代に新紙幣に登場して来たのか、良く分からない。
 「候補に挙がった人を、時の総理や財務大臣が事務方の意見を聞いて決めた」と塩川前財務相が話していた。
 まず、お金に関心を持つ、お金に近づく、お金を愛する、お金についての問題意識を持つ、問題意識を持って知識を増やす、お金に自分が好かれて愛される。
 これが私は蓄財の第一条件であると思料する。
 
 何故、新札が発行されるのか? 新札発行で得する企業と損する企業は? 新札の顔、英世と一葉を選んだのは誰か? プレミアが付くような新紙幣は実際に存在するのか?
 私は、それよりも重大な事は、政府は現在の国家の大借金問題を解決するために、日本政府が緊急処置として最も重大な「預金封鎖」政策を行なうことが、実際にあるのかそれとも無いか??
 これは、大きな今後の疑問点である!。
 
 「預金封鎖」と言うのは、実際に最近、アルゼンチンで行なわれている。
 2001年、アルゼンチンでは、国債の超過剰発行のために、国家経済が破綻し、通貨価値が国内外で一気に暴落した。
 このために、海外への資金流出を恐れたアルゼンチン政府は、国民の貯金を一切引き出せないような「預金封鎖」政策の挙に出た。
 
 そのために、一年後にはアルゼンチンの超インフレで、金融資産価値が5千分の1に下がってしまった。
 これは、アルゼンチンの話だが、日本にまったく関係の無い話ではないのである。
 周知の通り、日本でも、過去の敗戦直後の1946年2月17日、突然、日本国民の持有していたお金の5円札以上は、全て銀行には持って行かせることにした。
 同時に全ての銀行預金は封鎖されて、「タンス預金」は全て吐き出されて、引き出しも厳しく制限されたのである。
 
 当時、日本を占領していた進駐軍のGHQの指令で日本政府が行なったものである。
 渋沢敬三蔵相(当時)の側近だった義兄弟の木内信胤氏から、私は直接聞いたことだが、指令は突然の事で、当時の日本の超インフレーションを止めるには、これしかなかったと言うことであった。
 そのあと、ドッジ・ラインで1ドル360円の固定相場が決まり、その後の日本経済復興の指針が明らかになるのである。
 
 現在の日本政府が、1946年のような事を再び実施するとは、状況から見て到底思えないけれども、財務省当局の役人が研究し検討している事は事実である。
 現在日本の「タンス預金」は23兆円あると言う。これは現在全国に出回っているお札70兆円の30%にもあたる。
 この資金を全て引き出させてしまおうと、財務省の役人が考えるのは自然のことであると思う。
 
 雨降り続く 10時 案件があって要談(区内) 11時 江戸川区監査委員室へ行く 打ち合わせ 
 12時30分 来客要談 13時30分 来客要談。14時 案件があって要談 15時 来客があって要談 15時30分 要談 16時 退庁 16時30分 映画鑑賞(都内) 夜も雨降り薄寒い クルス・キージンゲル「政治と宗教}を読む。

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